書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Infected Presacral Epidermoid Cyst with Perianal Abscess
- コウモン シュウイ ノウヨウ オ ケイキ ニ シンダン サレタ カンセンセイ ゼン センコツブ epidermoid cyst ノ 1レイ
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抄録
<p>症例は70歳,男性.尾骨周囲疼痛と肛門部違和感を主訴に当院を受診した.右臀部に弾性軟の有痛性腫瘤を触知し,CTで仙骨前面から直腸右側壁にかけて90×75mmの多房性嚢胞と右臀部膿瘍形成を認めた.肛門周囲膿瘍を伴った感染性前仙骨部嚢胞性腫瘤と診断し,切開・排膿ドレナージを施行したが,発熱,疼痛が再燃したため,15PODに経仙骨的アプローチにて尾骨合併腫瘤摘出術を施行した.病理組織学的にepidermoid cystと診断となり,術後排便機能障害や再発を認めていない.</p><p>前仙骨部は胎生期組織の遺残により種々の腫瘤が発生し,感染の合併や悪性化の懸念があるため,速やかな完全切除が望ましいとされる.感染を伴った巨大な前仙骨部epidermoid cystであったが,経仙骨的アプローチにて切除手術が可能であった.</p>
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 84 (2), 356-361, 2023
日本臨床外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390578768999949312
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- NDL書誌ID
- 032733812
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可