学習者の発話を引き出す授業づくり

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書誌事項

タイトル別名
  • Creating a Class that Facilitates Learner Speech
  • Taking into Account Differences in Class Formats and Japanese Proficiency Levels
  • 授業形態や日本語レベルの違いを考慮して

抄録

本稿は,筆者が在籍する国際教養大学専門職大学院で実施された教育実習の反省から,学習者の発話を引き出す授業づくりについて考察したアクションリサーチである。冬実習では学習者の発話量が少ないという課題に直面し,春実習では発話量は多いものの日本語での発話を十分に引き出すことができないという課題が残った。春実習と冬実習はオンラインか対面かという実施形態や,学習者の日本語レベルの違いなど異なる状況での実習となった。そのため,学習者の発話を引き出す授業づくりという課題は共通しているが,冬実習は場づくり,グループワークでのファシリテーションについて,春実習では場づくり,媒介語使用について着目し,検証・考察をしていく。そして,それぞれの実習の改善策を示し,学習者の発話やインターアクションを増やすために適切な教師の行動について提案する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390578780305819776
  • DOI
    10.24589/aiujltp.14.0_141
  • ISSN
    21853991
    21853983
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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