医薬品製造プロセス開発におけるフロー合成技術の活用

  • 髙山 正己
    京都大学医学部附属病院先端医療研究開発機構

この論文をさがす

説明

医薬品の連続生産に関するガイドラインが整備され、今後、ますます医薬品の連続生産が拡大するものと考えられる。連続生産は、文字通り連続的に原料をプロセスに投入して連続的に最終物を得る製造法であり、コストにおいても、品質においても、従来のバッチ式製造と比べて、メリットが多い。原薬の連続生産においては、その中心となる技術は、フロー合成であり、フロー合成技術を組み入れた連続生産プロセスが近年開発されている。本寄稿では、フロー合成技術を活用した原薬の連続生産について、最近の動向を紹介する。

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 59 (9), 831-833, 2023

    公益社団法人 日本薬学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390578780305848960
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.59.9_831
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ