海岸防潮堤の下刈りの有無によるクロマツの生育状況

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  • The growth of black pine (P. thunbergii) to effect of the weeding in the coastal forest

抄録

静岡県西部の遠州灘沿岸では山土盛土の植栽基盤に大規模な植栽が行われている。これらの植栽地では雑草木の繁茂が著しい箇所があり,こうした雑草木は植栽木であるクロマツを被圧している可能性がある。そこで,雑草木の繁茂の程度や植物種の調査をしたところ,著しい繁茂は確認されたがその多くは草本であった。その後,草本類が繁茂している場所で下刈りの有無によるクロマツの成長量を調査したところ,成長量の違いは確認されなかった。しかし,今回確認された唯一の木本種であるモリシマアカシアが繁茂している場所ではクロマツの成長が抑制されていた。

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