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- 中ノ 三弥子
- 広島大学統合生命科学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Structural Analysis of GPI-glycans from GPI-anchored Proteins by Mass Spectrometry
抄録
<p>グリコシルホスファチジルイノシトール(Glycosylphosphatidylinositol, GPI)アンカー型タンパク質(GPI-APs)とは、細胞膜上の糖脂質(GPI)によりアンカーされている一群のタンパク質であり、真核生物において広く存在している。GPI部分は、ホスファチジルイノシトール、グルコサミン、3つのマンノース、そしてエタノールアミンリン酸を基本構造とし、この基本構造と、それを介したタンパク質の膜へのアンカーの仕組みは、生物間でよく保存されている。発作性夜間ヘモグロビン尿症を初め、GPIアンカー欠損症が次々と見いだされている。これらの疾患を理解するためにも、GPIアンカーの生合成、つまり、糖鎖と脂質のリモデリング過程を知ることは大変重要である。本稿では、リモデリング過程を観察するために、リモデリングを触媒する酵素をコードする遺伝子をノックアウトした出芽酵母の変異株と、GPI-APsのモデル分子を用いて、GPIアンカー中の糖鎖の構造を液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレーイオン化質量分析(LC-ESI MS)により分析・解析する方法を紹介する。</p>
収録刊行物
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- Trends in Glycoscience and Glycotechnology
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Trends in Glycoscience and Glycotechnology 35 (207), J82-J86, 2023-09-25
FCCA(Forum: Carbohydrates Coming of Age)
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390579057082507904
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- ISSN
- 18832113
- 09157352
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可