Microalgae Cultivation in Electrochemically Oxidized Anaerobic Digestate from Coffee Waste Biomass

  • CHEN Haibo
    Department of Agricultural Engineering and Socio-Economics, Kobe University
  • YOSHIDA Gen
    Department of Agricultural Engineering and Socio-Economics, Kobe University
  • ANDRIAMANOHIARISOAMANANA Fetra J.
    Department of Agricultural Engineering and Socio-Economics, Kobe University
  • IHARA Ikko
    Department of Agricultural Engineering and Socio-Economics, Kobe University

抄録

<p>嫌気性消化液には窒素やリンなどの豊富な栄養素が含まれており,微細藻類の培養に再利用できる。しかし,光透過性を改善するためには,透明な増殖培地が必要である。この研究の目的は,コーヒー粕バイオマスを電気化学的に酸化した液体消化液を用いて微細藻類の培養を調査することである。精密濾過によって消化液の固形物を除去した後,この液体消化液に対し,ホウ素ドープダイヤモンド陽極を用いた電気化学的酸化によって処理した。液体消化液(LD)および電気化学的に酸化された液体消化液(ELD)を微細藻類培養の培地として用いた。5-20倍希釈のLD と1-5時間処理したELDを用いて,微細藻類増殖への影響を調べた。結果は,電気化学的酸化は消化液に含有するアンモニウム濃度にほとんど影響せず,最大85% の脱色が観察されたことを示した。ELDは,680 nmにおける吸光度による細胞密度の点に関して,希釈LDよりも優れた微細藻類の増殖性能を示した。10倍希釈した2時間処理のELDは最も優れた増殖性能を得た。我々の実験は,高い光透過性培地としてのELDが,LDと比較してC. sorokinianaの増殖性能を改善できることを示した。</p>

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参考文献 (36)*注記

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