書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Pancreaticocutaneous Fistula Treated by Negative Pressure Wound Therapy
- キョクショ インアツ ヘイサ リョウホウ ガ ユウコウ デ アッタ スイエキ ヒフロウ ノ 1レイ
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抄録
<p>症例は68歳,男性.慢性C型肝炎で通院中に膵頭部腫瘍を指摘され,精査で膵膿瘍と診断された.肝膿瘍も併発し,度重なる膿瘍再燃のため当院へ紹介された.通院開始2カ月後,十二指腸潰瘍術後の創瘢痕中央部が自壊し,膿汁を伴った漏出液と周囲の皮膚炎を認め,漏出も多く,緊急入院とした.CTで膵頭部と自壊部は連続し,漏出液のアミラーゼ値は47,360IU/dlと高値で膵液皮膚瘻と診断した.ガーゼ保護では皮膚炎は悪化.第2病日にソマトスタチンアナログ投与を開始したが,副作用で第6病日に中止となった.治癒には膵液の持続ドレナージが必要と考え,第9病日に局所陰圧閉鎖療法(negative pressure wound therapy:以下NPWT)を開始.皮膚炎は速やかに軽快し,開始4週間後には膵液皮膚瘻も閉鎖した.1カ月後,軽度の再燃を認めたが,1週間のNPWTで治癒し,以降の再燃は認めなかった.膵液皮膚瘻の治療にNPWTも有用である可能性が示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 84 (3), 467-472, 2023
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390579134177726208
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- NDL書誌ID
- 032798540
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可