固化材混合土の液性限界とイオン交換容量を考慮した圧密特性

書誌事項

タイトル別名
  • CONSOLIDATION CHARACTERISTICS OF SOLIDIFIED TREATED SOIL CONSIDERING LIQUID LIMIT AND EXCHANGEABLE CATION

抄録

<p> 浚渫土砂を有効利用する1つの方法として脱水固化処理がある.この方法では,脱水中に固化が進行し,圧密特性が変化していくため,脱水時間の推定が困難である.そのため,著者らは固化材の固結効果と圧密特性の関係を調べるため,フォールコーン試験,定ひずみ速度圧密試験を行った.また,圧密前後の固化材混合土のイオン交換容量を測定するため,フレーム原子吸光試験を行い,透水係数を推定した.その結果,(1)養生時間の経過に伴って,固化材混合土の固化が進み,液性限界が大きくなり,定ひずみ速度圧密試験における同一間隙比での透水係数は小さくなった.(2)イオン交換容量から推定した透水係数の推定値と,定ひずみ速度圧密試験から得られた透水係数の実測値を比較すると,推定値/実測値は0.05-9.02の範囲となった.</p>

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参考文献 (10)*注記

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