書誌事項
- タイトル別名
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- Investigation of the Radiocecium Contamination in the Stem of <i>Quercus serrata</i> and the Factors of Decreasing the External Contamination after the Fukushima Dai-ichi Nuclear Power Plant Accident
説明
<p>きのこ原木利用に資するため,福島事故由来の137Csにより汚染されたコナラ幹部の汚染状況を調査し,また外部汚染の低下要因を検討した。福島県内の広葉樹林において2016年にコナラ8株から16本の幹を伐採し,高さ別に円盤を採取して,部位別の137Cs濃度と137Cs分布割合を求めた。樹皮表面には事故から5年後においても未だ放射性物質が付着し,外樹皮の137Cs濃度は内樹皮,辺材,心材より高く,外樹皮には円盤全体の6~7割の137Csが分布していた。このことから事故から5年後でも外部汚染が原木利用への課題となりうることが示唆された。また,2011年から2016年までの幹の肥大成長比と2016年の外樹皮の137Cs濃度には反比例的な関係性が認められ,幹の肥大成長による樹皮表面汚染の希釈が外樹皮の137Cs濃度の減少要因の一つとなっていると考えられた。さらに,希釈の影響以上に外樹皮の濃度は低下していたことから,それ以外の要因が存在する可能性も示唆された。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会誌
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日本森林学会誌 105 (10), 311-315, 2023-10-01
一般社団法人 日本森林学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390579212415615360
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- ISSN
- 1882398X
- 13498509
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可