鋼桁パネル隅角部の挙動に着目したせん断力を受ける鋼I桁の機能面からの限界状態の検討

DOI Web Site 参考文献6件
  • 小野 健太
    （国研）土木研究所 構造物メンテナンス研究センター
  • 澤田 守
    （国研）土木研究所 構造物メンテナンス研究センター
  • 宮下 剛
    長岡技術科学大学 環境社会基盤系
  • 玉越 隆史
    国土技術政策総合研究所 道路構造物機能復旧

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON LIMIT STATE OF STEEL GIRDERS SUBJECTED TO SHEAR FORCES FROM FUNCTIONAL ASPECT, FOCUSING ON THE BEHAVIOR OF THE CORNER ANGLES OF STEEL GIRDER PANELS

抄録

<p>　本論文は，せん断力を受ける鋼I桁を対象として，道路橋示方書で定義される限界状態2について検討した結果を述べるものである．本研究では，まず鋼I桁のせん断載荷試験を行い，得られた荷重応答曲線上に限界状態2として扱える状態を位置づけるとともに，その状態における力学的特性を把握し，力学モデルを提示した．次に，提示した力学モデルを基本としてパラメトリック解析により得られた結果を分析することで，限界状態2として扱える状態の強度評価式を示した．提案した強度評価式は，パラメトリック解析との限定的な比較ではあるが，±6%の誤差で精度良く強度を推定しうることが確認出来た．</p>

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参考文献 (6)*注記

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