ナチュラリスティックデータを用いた探求的学習ワークショップによる高校生の自転車運転行動変容の分析

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タイトル別名
  • Analysis of High School Students' Cycling Behavior Change through Road Safety Workshops with Exploratory Learning by Naturalistic Cycling Data

抄録

交通安全教育は、交通安全対策の重要な柱の一つであり、安全な行動を導くための重要な役割を果たす。教育介入方法として、計画的行動理論等の理論モデルを適用して交通行動変容を扱った研究が多く、交通安全教育の正しい理解と効果的な教育・学習機会の提供が求められている。また、実際の自転車行動把握や安全性の評価に、ナチュラリスティックサイクリングデータが利用されているが、教育・学習効果の検証に利用した例はほとんどない。本研究では、探求的学習による自転車利用行動の変容プロセスに着目し、実際の通学状況を題材としたワークショップ形式の交通安全教育が行動変容に与える影響を定量的に分析した。結果、過大評価の是正や、「やる気」「責任感」に影響を与え、自分の行動を変えたいという「行動意図」を向上させることができた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390579366903550592
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.43.0_19
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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