都市間高速道路における車両感知器パルスデータを用いた交通性能の時点変化分析

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Secular Change of Traffic Performance Using Vehicle Detector Pulse Data on an Interurban Expressway

抄録

本研究は、都市間高速道路における交通性能の経年低下状況をミクロレベルで把握し、その要因を考察することを目的として、平成 18 年と令和元年の 2 時点の車両感知器パルスデータより、個々の車両に着目した交通性能の時点変化を車線別かつ車種別に分析した。非渋滞時は車頭時間が走行車線で長く、追越車線で短くなっており、車線利用率の変化が影響していると考えられること、速度が全体的に低下していることを明らかにした。渋滞発生直前は車頭時間が長くなり、小さい車群が増加している。渋滞発生時交通流率の経年低下は、追従しない車両が増加するとともに、車群内であっても全体的に車頭時間が長くなっていることが影響していることを考察した。渋滞発生後は車頭時間が長くなっており、渋滞中交通流率の経年低下に影響していることを考察した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390579366903603968
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.43.0_545
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

問題の指摘

ページトップへ