高速道路における行動変更提案に向けた交通状況フォーキャストモデルの構築

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タイトル別名
  • Traffic Situation Forecast Model for Behavioral Change Proposal on Expressways

抄録

高速道路における交通渋滞の緩和に向けて,行動日の前日に行動変更を提案することを想定し,対象区間の翌日の混雑時間帯における所要時間を予測する.また,厳密な時間の予測までは必要しないと判断し,その所要時間分布の分類から「混雑の程度」を定義し,その程度を予測するモデルをめざす.研究対象は山陽自動車道の広島東 IC から西条 IC までであり,交通状況に影響を与える様々な外的要因も考慮したうえで交通状況フォーキャストモデルを構築した.具体的には,混合ガウスモデルにより渋滞の程度を 4 分類し,さらにロジスティック回帰判別分析により,過去の所要時間等の交通状況および曜日,気象情報を用いて翌朝の交通状況をこの 4 分類で予測するモデルを構築した.その結果,提案モデルは一定の精度で翌日の混雑状況の予測ができることを確認した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390579366903655168
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.43.0_659
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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