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- 藤川 浩
- 東京農工大学農学部獣医学科獣医公衆衛生学講座
書誌事項
- タイトル別名
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- The Validity of the Poisson Distribution to Analyze Microbial Colony Counts on Agar Plates for Food Samples
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抄録
<p>食品試料の微生物コロニーカウントは微生物学試験において非常に重要な項目の一つである.計数する希釈での寒天平板当りの微生物コロニーカウントの確率分布はこれまで詳しく検討されて来なかった.最近,私たちは食品試料のコロニーカウントを数種類の確率分布に対し,“ 伝統的な” 統計学によるピアソンのX2 値をフィットの指標として用いて解析した(Fujikawa andTsubaki, 食衛誌60, 88–95, 2019).その結果,選ばれた確率分布は試料によって異なった.本研究では上記のデータに適した確率分布,すなわち統計モデルを確率的観点から最尤法を使って新たに選択した.そして,赤池情報量規準AICをフィットの指標として用いた.結果として,4つの食品試料すべてでポアッソンモデルが負の二項モデルよりも優れていた.さらに本モデルは4つの微生物浮遊液試料の3 試料で二項モデルよりも優れていた.また,ベイジアン情報量規準BIC を使うと本モデルは全ての試料において上記の2 つのモデルよりも優れていた.これらの結果からポアッソンモデルが食品試料のコロニーカウントを推測するための最適なモデルであることが示唆された.本研究はAICおよびBIC を使った食品試料のコロニーカウントに関する統計モデルの選択について最初の報告であろう.</p>
収録刊行物
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- 食品衛生学雑誌
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食品衛生学雑誌 64 (5), 174-178, 2023-10-25
公益社団法人 日本食品衛生学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390579388428991104
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- NII書誌ID
- AN00117741
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- ISSN
- 18821006
- 00156426
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- NDL書誌ID
- 033149427
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- PubMed
- 37880096
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可