THE ADVANCED OPERATION FOR HYDROELECTRIC DAMS AT TENRYU RIVER BASIN USING THE LONG-TERM ENSEMBLE RAINFALL FORECAST

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  • 長時間アンサンブル降雨予測情報を適用した天竜川水系水力発電ダム群の運用高度化

Abstract

<p>近年の異常な降雨・出水の頻発を受け,水力発電ダムも貴重な防災資産として全ダムを対象に気象庁降雨予測に基づく事前放流を実施している.現行の事前放流の取組は,3日程度先までの気象庁降雨予測によるため,流況やダム水位によっては発電を伴わない洪水吐からの無効放流により水位低下させる場合が想定される.そこで,洪水吐を使用せずに発電放流のみで所定の目標水位まで水位低下させ,再生可能エネルギーの有効活用と事前放流による洪水軽減を同時に実現することを目的として,天竜川水系の水力発電ダム群を対象に15日先までの長時間アンサンブル降雨予測情報の活用手法を考案し,実運用への適用性評価と,増電および洪水軽減ポテンシャルを評価した.</p>

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390579444529177856
  • DOI
    10.11532/river.29.0_461
  • ISSN
    24366714
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
  • Abstract License Flag
    Allowed

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