認知症に対するアートセラピーとエビデンス

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タイトル別名
  • Art therapy for dementia and its quality of evidence

抄録

<p>本稿では,認知症のアートセラピーの発展に向けて,認知症のアートセラピーとエビデンスを報告する。まず,認知症のアートセラピーのメカニズムを述べた。次に認知症のアートセラピーのコクラン・ライブラリーの結果を述べた。メカニズムからアートセラピーの基本となるものは,パーソン・センタード・ケアとウェルビーングの向上であった。コクランによる認知症のアートセラピーのエビデンスの質は「非常に低い」であった。認知症のアートセラピーでは,無作為化比較試験(RCT)は方法論的に限界がありエビデンスの検証が困難であるため,観察研究やナラティブなアプローチの視点に変えることで,エビデンスを補強できる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390579599242119552
  • DOI
    10.57435/clinicalart.12.1_25
  • ISSN
    27583457
    2187316X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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