不登校の決定因は何か―COVID-19パンデミックと発達障害
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- 足立 匡基
- 明治学院大学心理学部心理学科 弘前大学大学院医学研究科神経精神医学講座 (客員研究員) 公益社団法人子どもの発達科学研究所 (客員研究員)
抄録
<p>新型コロナウィルス感染症によるパンデミックは,我が国の教育システムに多大な影響を及ぼした.この間,年間の不登校者数が過去最多を更新するなど,パンデミックと不登校との関連が取り沙汰されている.発達障害もしくはその特性を高く有する子どもたちは,日常生活の変化に敏感であり,パンデミックによる環境の変化による影響を最も受けやすい一群であることが想定される.実際に,多くの研究において,パンデミックによる一時的な学校閉鎖や様々な支援リソースからの隔絶による心理的・教育的支援の中断,その後のソーシャル・ディスタンスの奨励に代表されるような生活様式の変化は,彼らの認知能力や社会的スキルの向上,本人を含む家族のメンタルヘルスに多様な影響を及ぼしたことが報告されている.本論文では,新型コロナウィルス感染症によるパンデミックと発達障害,学校適応の関係に焦点を当て,その影響を精査するとともに今後の課題,展開について探求する.</p>
収録刊行物
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- 子どものこころと脳の発達
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子どものこころと脳の発達 14 (1), 18-25, 2023-11-30
大阪大学大学院 大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390579753348393984
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- ISSN
- 24358819
- 21851417
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可