西部北太平洋における懸濁粒子態微量元素の南北縦断面分布

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タイトル別名
  • North-south longitudinal distributions of trace elements in SPM in the western North Pacific

抄録

<p>微量元素は水に溶存している溶存態と粒子状物質に吸着している粒子態の2態として存在している。粒子状物質は、溶存態微量元素を吸着し粒子態に変換し、沈降を通して微量元素を鉛直下方向へ輸送している。沈降過程においても、粒子への溶存態の吸着と粒子からの脱着が起こっている。このため微量元素の循環像を真に理解するには、溶存態のみならず、粒子態の研究も重要となる。本研究では研究船白鳳丸のKH-22-7次航海およびKH-23-2次航海において、採水しろ過を行うことで得られた西部北太平洋(東経155度線)のサンプルを分析した。この分析による懸濁粒子態微量元素(Al, P, Ti, Mn, Fe, Co, Cu, Zn, Mo, Cd, Pb, Bi)の南北縦断面分布について報告する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390579830882783360
  • DOI
    10.14862/geochemproc.70.0_45
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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