高校大学期におけるスポーツとの関わり方
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- 木内 敦詞
- 筑波大学
書誌事項
- タイトル別名
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- How to get involved with sports during high school and college
- Perspectives from faculty members in charge of athletic clubs
- 部長教員の視点から
抄録
<p>競技とそれ以外の生活の調和を表す「スポーツ・ライフ・バランス」(荒井ほか、2018)。これを実現する学生アスリートの育成は、大学スポーツ界にとどまらず高等教育全体の課題、さらには社会的課題とさえ言える。近年発覚した東京五輪汚職事件などは、スポーツとの関わり方を見直すべき対象が、アスリートやその指導者限定のはずがないことを示している。私たちスポーツ関係者は、スポーツが人や組織、地域や国を育てる力を持っていると信じているものの、それを裏づけたり効力を高める方略については、十分な知見集積に至っていない。</p><p> シンポジウムでは、学生アスリートのスポーツ・ライフ・バランスの実現へ向けた展望と現状について論じる。具体的には、現場で指導する監督・コーチではなく部長という立場で約30年、大学スポーツに関わってきた私自身の体験と、これまでの限られた学術的な知見の整理を試みる。スポーツといかに関わることが人としての成長につながるのか、幸せにつながるのか、社会の発展につながるのか。参加者のみなさんとともに考えたい。</p>
収録刊行物
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- 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
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日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 27-, 2023
一般社団法人 日本体育・スポーツ・健康学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390579830883296000
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- ISSN
- 24367257
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可