+<i>α</i>の研究技術:表面弾性波で単一パルスを作る

DOI
  • 高田 真太郎
    国立研究開発法人産業技術総合研究所 計量標準総合センター物理計測標準研究部門量子電気標準研究グループ 現所属:大阪大学 大学院理学研究科物理学専攻
  • 太田 俊輔
    東京工業大学 大学院工学院電気電子系

書誌事項

タイトル別名
  • +<i>α</i> research technique: Generation of a single cycle surface acoustic wave pulse

抄録

<p>表面弾性波は,電子デバイス産業で重要な位置を占めつつ,最近ではさまざまな領域で基礎研究への応用も進んでいる.これまでの研究では,主に単一周波数の正弦波型の表面弾性波が使われてきたが,生成手法を工夫すると多様な形状の表面弾性波を発生させることが可能である.こうした表面弾性波の利用は,これまで表面弾性波で行われてきた研究の幅をさらに広げる可能性を秘めている.本稿ではその一例として,我々が最近報告した表面弾性波の単一パルス生成技術に焦点を当て,その生成原理の理解から,具体的な単一パルス生成に至るまでの技術を解説する.</p>

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 92 (12), 741-745, 2023-12-01

    公益社団法人 応用物理学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390579830883628160
  • DOI
    10.11470/oubutsu.92.12_741
  • ISSN
    21882290
    03698009
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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