令和4年台風15号による断水時の透析医療機関等の対応と今後の課題

書誌事項

タイトル別名
  • RESPONSES OF DIALYSIS MEDICAL INSTITUTIONS DURING WATER OUTAGES DUE TO TYPHOON TALAS IN 2022 AND FUTURE ISSUES

説明

<p> 人工透析治療は,水・電気といったライフラインに大きく依存した治療方法であり,定期的にかつ継続的に実施する必要がある.そのため災害時にライフラインの途絶があった場合には大きな影響を受けることとなり,それは透析患者の生命の危険につながることとなる.ライフライン事業者はもとより医療機関でもバックアップ等の災害対策が取られているが,災害時には行政やライフライン事業者との連絡調整など様々な対応が必要となる.</p><p> そこで本研究では,災害による断水時の対応を透析医療機関等が迅速に対応するための教訓を抽出し,今後の事前対策に活かすことを目的に,令和4年台風15号での静岡県静岡市清水区での断水による透析医療機関や水道事業者等に対してインタビュー調査を実施し,実際の対応と影響について明らかにし,これらから災害時の課題を抽出した.また,今後取り組むべき事前対策等について考察を行った.</p>

収録刊行物

参考文献 (3)*注記

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