幼児期における身体発育と経済成長との関係

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タイトル別名
  • Relationship between Physical Development and Economic Growth in Childhood

抄録

<p>世界保健機構(WHO)は,健康の定義を「Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.」としており,肉体的・精神的・社会的の全てが満たされた状態のことである.幼児にとって健やかに成長するためには,健康であることが重要であるが,日本にとって,肉体的・精神的・社会的の全てが満たされたのは,高度経済成長期以降ではないだろうか.経済と健康や,経済成長と身体発育との関係性についての研究はされているが,幼児を対象にした研究は少ない.そこで本研究は, 47 都道府県の1950 年度から2015 年度までの5 歳児平均身長の経年的変化を基に評価チャートを構築する.そして,都道府県別の平均身長発育データを当てはめ,どのような経年的トラッキング変化をしているか評価し,幼児期における身体発育と経済成長との関係性を検討する.さらに,ベルクマンの法則の適用可能性を模索する.</p>

収録刊行物

  • 生産管理

    生産管理 28 (1), 143-148, 2021

    一般社団法人 日本生産管理学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390579908258717056
  • DOI
    10.14846/seisankanri.28.1_143
  • ISSN
    21866120
    1341528X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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