各成長段階の1 次産業経営体における持続可能性に関する一考察

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書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Sustainability in Primary Industry Management Body at Each Growth Stage
  • ―Through the Case of South America Peru, Bingo Region(Hiroshima,Okayama Prefecture), Kochi Prefecture―
  • ―南米ペルー・備後地方(広島県・岡山県)・高知県の事例を通じて―

抄録

<p>今後のAI の進化や情報技術の進化に伴い,1 次産業の生産コストは低下し,競争が激しくなる状況下において,各成長段階における家族経営体,法人経営体,高シェア経営体の各経営体を対象に,持続可能性に関する分析,考察を行った.考察の結果,家族経営体については,兼業,ベーシックインカムなどと併用しながら国土保全機能を発揮した持続可能性が考えられる.法人経営体については,家族経営体からの脱皮による持続可能性が考えられる.高シェア経営体については,「大規模企業への生産集中」による持続可能性が考えられる.今後の課題は,創業者のアントレプレナーシップ,ファミリービジネス,事業承継,M&A,移民企業分析などの視点と持続可能性の関係を明らかにすることである.</p>

収録刊行物

  • 生産管理

    生産管理 28 (1), 167-172, 2021

    一般社団法人 日本生産管理学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390579908258719872
  • DOI
    10.14846/seisankanri.28.1_167
  • ISSN
    21866120
    1341528X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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