使用済み家電のリユース(PfR)の拡大に関する調査研究 ―ヤマダホールディングスによる PfR 事業の調査結果

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書誌事項

タイトル別名
  • Research Study on Expanding the Reuse of Used Home Appliances (PfR) -Results of a study on PfR projects by Yamada Holdings Co., Ltd.

説明

<p>近年、使用済み家電からリユースできるものを選別、洗浄、修理して再製品化するPfR(preparing for reuse)の取り組みと研究がEUでは盛んであるが、日本ではまだ進んでいない。その中でヤマダホールディングスは店頭で引き取り選別した使用済み家電をリユース工場に運んでPfRしている。独自の効率的で技術的に信頼できるシステムを構築して、安価なリユース商品の提供に成功している。環境と経済の好循環ができている。他の小売業者においても、共同のシステム構築などができれば、PfRは著しく進む可能性がある。これ以外にPfRの進展には、部品の安定供給でメーカー側の協力、さらに小売業者がリユースできない使用済み家電をリサイクルに回せるよう、小売業者が家電リサイクル法に参入できる法改正が必要と考えられる。小売業者によるリユース品引取り目標や義務の設定もまた必要であろう。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390579908260747904
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.34.0_223
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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