清掃工場におけるバイオガス化及びメタネーションのモデルに関する検討

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タイトル別名
  • An examination on model of biogasification and methanation in waste incineration plants

抄録

<p>2050年カーボンニュートラルの実現に向け、廃棄物由来のバイオガスやCO2と再生可能エネルギー由来の水素を用いたメタネーションの検討が進められている。本研究では、清掃工場から得られるバイオメタンや合成メタンのポテンシャル及びその環境性について評価した。評価にあたり、一般的な焼却施設(発電あり)を基準とし、バイオガス化施設の併設や、メタネーションの実施(水素は余剰電力又は外部調達)、焼却排ガスより回収したCO2を利用する場合として9つのモデルを設定し、それぞれについて評価を行った。その結果、排ガス中のCO2を利用する場合、余剰電力で水素を製造するモデルはCO2削減量が減少し、水素を外部調達するモデルはCO2削減量が増加した。また、バイオガス中のCO2を利用する場合、余剰電力で水素を製造するモデルはCO2削減量が減少し、水素を外部調達するモデルはCO2削減量が増加した。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390579908260749696
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.34.0_255
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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