<論文>一学生相談カウンセラーから見た新型コロナウイルス感染拡大をめぐる動向について --国内外の動きと本学・学生相談センターの対応を振り返って-- (第4報)

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抄録

2019年末に「原因不明の肺炎」として中国・武漢で初めて報告された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は,世界中に拡散し,各地で深刻な状況をもたらしている。日本でも2020年3月中旬頃から感染者が増大し,感染拡大に伴って計3回にわたって緊急事態宣言が発出される状況となった。その後,ワクチンや治療薬の開発・使用開始や,ウイルスの変異による感染拡大と感染者の軽症化など様々な状況を経つつ,徐々に対応の緩和に向けた動きが出始め,2023年5月8日をもって新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「5類感染症」に引き下げられたことで,4年弱にわたって模索が続けられてきた新型コロナウイルス感染症への対応の大きな節目となった。本稿では,2022年9月以降の新型コロナウイルスの感染状況に伴う国内外の動きや,本学や学生相談センターの対応を振り返りながら,一学生相談カウンセラーである筆者から見たその動向について述べた。大きな節目を迎えたとは言え,今もなお新型コロナウイルス感染症自体が消えて無くなった訳ではない中で現在進行形で起こっている状況を記した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390579908261337984
  • NII書誌ID
    AB00002734
  • DOI
    10.14989/286327
  • HANDLE
    2433/286327
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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