新たなIgG4関連疾患診断基準―2020改訂IgG4関連疾患包括診断基準とThe 2019 ACR/EULAR classification criteria for IgG4-related disease

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タイトル別名
  • New diagnostic criteria for IgG4-related disease―the 2020 revised comprehensive diagnostic(RCD)criteria for IgG4-RD and the 2019 ACR/EULAR classification criteria for IgG4-related disease
  • アラタ ナ IgG4 カンレン シッカン シンダン キジュン : 2020 カイテイ IgG4 カンレン シッカン ホウカツ シンダン キジュン ト The 2019 ACR/EULAR classification criteria for IgG4-related disease

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説明

<p>IgG4関連疾患(immunoglobulin G4-related disease: IgG4-RD)は,血清IgG4高値と病変部位へのIgG4陽性形質細胞浸潤を特徴とする疾患である.主な罹患臓器は,涙腺・唾液腺・膵臓などであるが,サルコイドーシスと同様に,全身の諸臓器に病変が生じる可能性がある.このIgG4関連疾患の包括診断基準が,2011年に本邦より発表されて以降,多くの症例や研究が報告されてきた.また2019年には米国・欧州のリウマチ学会から分類基準が発表され,2020年には包括診断基準の改訂も行われるなど,新たな動きもみられている.そのため本稿では,IgG4-RDの診断基準と分類基準について解説する.</p>

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参考文献 (17)*注記

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