書誌事項
- タイトル別名
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- Notes on the Genus <i>Paspalum</i> (<i>Poaceae</i>) in the Ryukyu Islands, Japan
- Notes on the Genus Paspalum (Poaceae) in the Ryukyu Islands, Japan
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説明
<p>琉球列島より,マルミスズメノヒエの新変種イリオモテスズメノヒエ(新称)Paspalum scrobiculatum L. var. iriomotense Ibaragi, Yokota & Akai (Gramineae) を記載した.この植物は,母種に比べて小穂が大きく,葉身や葉鞘に長軟毛がある点で異なる.また,スズメノヒエ P. thunbergii Kunth ex Steud. にも似ているが,2つの総状花序が稈の先に二又状につくことや,第一小花の護穎に顕著な皺があること,さらに叢生する稈の本数が少ないこと,そして生息地が浅い水湿地の中であることなどで異なる.また,台湾などに産するP. scrobiculatum var. commersonii (Lam.) Stapfも本変種に似ているが,後者は2本か,それ以上の総状花序を持ち,長さ約2 mmの小さな小穂(イリオモテスズメノヒエでは2.8–3.5 mm長)を持つことなど,いくつかの特徴で異なる.また,マルミスズメノヒエの変種として扱われてきたスズメノコビエを,マルミスズメノヒエの亜種として扱い,新ランクの学名 P. scrobiculatum L. subsp. orbiculare (G.Forst.) Ibaragi, Yokota & Akai を提案した.ケマルミスズメノヒエ var. velutinum Hack. をこの亜種に属する変種として位置付け,シノニムであるP. formosanum Honda のレクトタイプ指定も行った.日本産スズメノヒエ属の検索表についても示した.</p>
収録刊行物
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- 植物研究雑誌
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植物研究雑誌 98 (6), 293-303, 2023-12-20
植物研究雑誌編集委員会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390579996560778752
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- NII書誌ID
- AN00117956
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- ISSN
- 24366730
- 00222062
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- NDL書誌ID
- 033237657
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可