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- 山田 光男
- 中京大学経済研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Inter-regional input-output analysis on regional contributions of small and medium-sized enterprises
- A case study of Nishio City, Aichi Prefecture
- ―愛知県西尾市を事例として―
抄録
<p> 地域経済の活性化には地元中小企業の活躍が求まれる.そのため,中小企業が地域経済にもたらす経済的貢献度を算定し,可視化することが重要となる.「仮説的抽出法」は,産業連関表の特定部門の経済活動が経済に及ぼす影響度を測るツールとして知られている.この手法を拡張し,産業連関表から特定部門の生産活動を抽出するのではなく,中小企業の生産活動を新たに挿入することによって経済的貢献度を測定する新たなツール「仮説的挿入法」を提案する.ここでは,愛知県西尾市を事例として,中小企業4社を対象に,この手法をレオンチェフ・モデルに適用した「後方連関」を通じた地域貢献度と,ゴーシュ・モデルに適用した「前方連関」を通じた地域貢献度を計測する.</p>
収録刊行物
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- Input-Output Analysis
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Input-Output Analysis 31 (1), 42-56, 2024
環太平洋産業連関分析学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390579996561065472
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- ISSN
- 21873208
- 13419803
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可