書誌事項
- タイトル別名
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- New technology for analysis of drug-dependently degraded proteins by proteasome
- ヤクザイ イソンテキ ニ プロテアソーム ニ ヨリ ブンカイ サレル タンパクシツ ノ タメ ノ シン ギジュツ
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抄録
プロテアソームはユビキチン化されたタンパク質を分解する細胞内の機能構造体である.サリドマイドやその誘導体は,多発性骨髄腫などの血液がんにおけるキラードラッグとして利用されている.2014年,サリドマイドはイカロスやアイオロスといった血球分化を制御する転写因子を特異的に分解誘導する“分子のり”として機能することが報告された.さらに,サリドマイド誘導体のようなE3ユビキチンリガーゼバインダーと標的タンパク質に結合する標的バインダーを化学的に結合したPROTAC(proteolysis targeting chimera)が開発された.現在,分子のりやPROTACはタンパク質分解誘導剤と呼ばれ,ユビキチン-プロテアソーム系を利用した新たな薬剤デザインコンセプトとして注目されている.本稿では,サリドマイドの副作用機構を例とした分子のり機構の概要と,我々が開発したタンパク質分解誘導剤の新たな解析技術を紹介する.
収録刊行物
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- 生化学
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生化学 95 (6), 736-746, 2023-12-25
公益社団法人日本生化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580018950259840
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- NII書誌ID
- AN00126072
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- NDL書誌ID
- 033256026
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- ISSN
- 00371017
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可