教育現場から考える農業科教育 ー教育実習の事前指導も含めてー

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  • Agricultural Education from a Pedagogical Perspective: Incorporating Preliminary Instruction for Teaching Practice

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抄録

要旨  筆者は、他県を含め24年間の農業科教諭に加え、京都府教育庁5年、京都府立高校管理職11年の経験により得た高校教育を取り巻く知見、とりわけ農業教育に関わる専門性等を活かし、大学において将来の農業科教員の養成に携わりたいと希望していたところである。ここでは「農業科教育法」の実践に向けて、指導内容と密接に関連のある事項について、自身の学校現場での取組と講義予定内容の概要、教育実習のあり方等を教育実践記録として記している。  すなわち、教職経験から昨今の学校教育を取り巻く環境、農業高校の現状、今後の農業教育の展望、そしてこれからの農業高校の果たすべき役割について自身の考えを記している。  また、京都府における農業高校の変遷と現状、京都府の農業専門学科・系列設置校と京都府農林水産部との代表的な連携状況を説明している。  そして、教育実習については、長年、教育実習生を受け入れた経験を踏まえ、学校の立場から教育実習生への指導や受入の工夫、大学における教育実習に関する指導のあり方についても記している。

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