局所進行直腸癌に対するロボット支援他臓器合併切除および骨盤内臓全摘の手技のポイントと短期成績

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  • Robotic Surgery for Combined Resection of Adjacent Organs and Pelvic Exenteration for Locally Advanced Primary Rectal Cancer:Technique Tips and Short-term Outcomes at a Single Center

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抄録

<p>目的:他臓器浸潤を伴う原発性直腸癌に対するロボット支援手術の短期成績について報告する.</p><p>方法:2017~2023年に当科でロボット支援手術を施行した原発性直腸癌のうち,他臓器合併切除を施行した34例を対象とし短期成績につき後方視的に解析した.</p><p>成績:年齢68歳,男:女26:8例,RS/Ra/Rb/P 7/5/20/2例,cStageII/III/IV 7/25/2例,直腸切断術16例,低位前方切除術8例,骨盤内臓全摘術(PE)が5例に施行された.手術時間はPE以外/PEで各334/617(分),出血量は各40/367(mL),術後在院日数は各7/14(日).Clavien-Dindo GradeII以上の合併症は全体で6例(17%).剥離面陽性はPE以外2例(7%),PEは全例陰性であった.</p><p>結論:当科における他臓器浸潤直腸癌に対するロボット支援手術の短期成績は良好であった.</p>

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