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- タイトル別名
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- Cytokine Releasing Syndrome Following Pleurodesis During Combination Chemo-immunotherapy for Lung Adenocarcinoma
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抄録
<p>背景.免疫チェックポイント阻害薬(immune checkpoint inhibitor;ICI)と化学療法の併用において,最も重篤な免疫関連有害事象(immune related adverse event;irAE)の一つにサイトカイン放出症候群(cytokine releasing syndrome;CRS)がある.CRSは生命を脅かす高炎症病態で発熱や多臓器不全を呈する.重症化を防ぐためにも早期治療介入が重要である.症例.72歳 男性.右下葉肺腺癌に対して手術が施行された.術後経過観察中に胸膜播種,癌性胸膜炎で再発したため,ニボルマブ+イピリムマブ+化学療法で治療を開始した.大きな有害事象はなく経過したが,day 27に胸水貯留による呼吸困難のため入院した.胸腔ドレナージ後,day 35に胸膜癒着術を施行した.Day 38より高熱が持続し,day 45に意識障害と多臓器不全を呈した.CRSが疑われたため,ステロイドパルス,トシリズマブで治療し症状は改善した.一時病態は安定したが,ニューモシスチス肺炎で死亡した.結論.ICIと化学療法の併用療法中は,CRSのような重篤なirAEの発症に対する留意と,迅速な対応と適切なマネージメントが必要である.</p>
収録刊行物
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- 肺癌
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肺癌 63 (7), 971-976, 2023-12-20
特定非営利活動法人 日本肺癌学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580073977619712
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- ISSN
- 13489992
- 03869628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可