保健師基礎教育における地域ケア会議ロールプレイの学習成果
書誌事項
- タイトル別名
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- Learning Outcomes of Role-play at the Community Care Conference in Basic Education for Public Health Nurses
- −Teacher’s Intervention Which Reflects Reality and Learning Outcomes of Students−
- −リアリティを生み出す教員の介入と学生の学び−
抄録
<p>〔目的〕地域ケア会議ロールプレイを体験した学生の学びと他職種を演じた教員の体験および評価を明らかにし連携調整技術教育への示唆を得る。</p><p>〔方法〕学生21名の学びの記録分析と教員4名に半構造面接を行い質的記述的に分析した。</p><p>〔結果〕学生は【討論を活発にする舵取りの技術】を学び【失敗から捉えた根回しの技術】から【企画を練り上げるプロセス】を振り返り【地域ケア会議の意味づけ】をしていた。教員は【リアリティに近づく役づくり】と【ロールプレイの場面を踏まえたフィードバック】をし【臨場感のあるロールプレイが導く学習の成果】を捉え【技術を深化させる教材の工夫】を考えていた。さらに【教員としてよい経験となる思い】を抱いていた。</p><p>〔考察〕学生は教員が演じる臨場感あるロールプレイから難しさを体験し企画が土台であることを学んでいた。会議の企画書作成とロールプレイの組み合わせは効果的な技術の学びとなることが示唆された。</p>
収録刊行物
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- 日本看護学教育学会誌
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日本看護学教育学会誌 33 (3-1), 57-69, 2023
一般社団法人 日本看護学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580073977633536
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- ISSN
- 24366595
- 09167536
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可