教養教育の目的と内容・方法の国際比較

書誌事項

タイトル別名
  • A Comparative Study of the Purpose, Content, and Method of Liberal Arts Education in Four Countries:
  • Focusing on Societal Roles and Relationships with Disciplinary Education
  • ─社会的役割・専門教育との関係性に着目して─

説明

<p> 大学教育におけるリベラル・アーツの再評価を試みる動きが,2000年代以降,世界各国で見られるようになった.日本でも,教養教育は,第二次世界大戦後,「民主化を担う市民」を育成する役割を担って,一般教育という形で,ディシプリンの教育(専門教育)を中心とする高等教育システムに導入されたが,大学設置基準の大綱化を経て変容を遂げながら,「判断力・創造力・課題探求能力」の育成等へと,その役割を拡張・展開してきた.こうした日本の教養教育の特徴と今日的課題を明らかにすることが,この国際比較研究の目的である.</p><p> 本ラウンドテーブルでは,米国,豪州,フランス,日本における教養教育の背景,現状,動向の整理を試み,国際比較研究を推進するための分析枠組を模索した.</p>

収録刊行物

  • 大学教育学会誌

    大学教育学会誌 44 (2), 161-166, 2022

    一般社団法人 大学教育学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390580085008831232
  • DOI
    10.60182/jacuejournal.44.2_161
  • ISSN
    27586510
    13442449
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

問題の指摘

ページトップへ