書誌事項
- タイトル別名
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- 症例報告 末梢性T細胞リンパ腫の病理像を呈したメトトレキサート関連リンパ増殖性疾患
- ショウレイ ホウコク マッショウセイ Tサイボウ リンパシュ ノ ビョウリゾウ オ テイシタ メトトレキサート カンレン リンパ ゾウショクセイ シッカン
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抄録
近年,メトトレキサート(methotrexate;MTX)使用後に MTX 関連リンパ増殖性疾患(MTX-associated lymphoproliferative disorders;MTX-LPD)を生じた例が多数報告されている。今回,著者らは関節リウマチに対してMTXを内服中に,全身リンパ節の腫大,脾腫,副腎腫大,肺病変が新たに出現した 85 歳女性の症例を経験した。MTXの内服中止によりいずれの所見も軽快し,臨床的にMTX-LPDとの診断に至った。生検リンパ節の病理は,MTXLPDとしては比較的稀な末梢性T細胞リンパ腫であり,腫瘍細胞でのEpstein-Barr virus (EBV)陰性に対して,周辺にEBV陽性のB細胞が散見され,リンパ増殖にEBVの間接的な関与が推察された。関節リウマチをはじめとする膠原病の臨床では,免疫抑制薬の使用中はLPDの発現に注意し,早期発見と適切な治療が求められる。
収録刊行物
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- 日本病院総合診療医学会雑誌
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日本病院総合診療医学会雑誌 16 (4), 218-223, 2020-07-31
一般社団法人 日本病院総合診療医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580250919875456
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- NII論文ID
- 40022330144
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- NII書誌ID
- AA12856321
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- ISSN
- 27587878
- 21858136
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- NDL書誌ID
- 030603279
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可