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- Other Title
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- カンポウ チリョウ ノ チイキサ ト キョウツウテン : ウミ ノ カンポウ ・ ヤマ ノ カンポウ
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Abstract
漢方治療は,気候・風土により相違が生じるとされる。漢方治療の地域差を検討するため,著者らが勤務した離島と山間地の診療所における漢方治療の実態を調査した。両診療所とも約 25 %の外来患者が漢方治療を受けていた。頻用処方の傾向では,八味地黄丸が頻用されていたことは共通で,高い高齢化率を反映していると推測された。利水剤,駆瘀血剤,附子の使用量は,処方傾向に違いを認め,離島と山間地の地域差が原因と考えられた。一方,「気」の異常に対して用いる補中益気湯や半夏厚朴湯の処方が比較的多いことは共通で,どちらの地域にも存在する老老介護や独居高齢者などのストレスから生じる症状に対して活用したことも一因であると 推測された。加齢,地域環境,社会学的要因を捉えた漢方治療は,どのような病態にも対応する必要がある総合診療に有用であると考える。
Journal
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- JAPANESE JOURNAL OF HOSPITAL GENERAL MEDICINE
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JAPANESE JOURNAL OF HOSPITAL GENERAL MEDICINE 14 (3), 249-254, 2018-05-31
JAPAN SOCIETY OF HOSPITAL GENERAL MEDICINE
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390580328310539520
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- NII Article ID
- 40021594938
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- NII Book ID
- AA12856321
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- ISSN
- 27587878
- 21858136
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- NDL BIB ID
- 029099692
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed