小学校理科と算数との関連の認識に関する教員養成系大学生の傾向-
書誌事項
- タイトル別名
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- 「てこのはたらき」の単元における「つり合い」の内容に焦点をあてて
抄録
<p>専門性が多様な小学校教師が, 「算数」と「理科」との関連性についてどのように認識しているかを調査した事例は少ない.本稿ではこの点について,数学教育の立場から教員養成に着目して検討した.具体的には,小学校の教員免許状の取得を目指す大学生に対し,小学校「理科」の「つり合い」に関する教科書の記述を示し,この内容と「算数」との関連性をどのように認識しているかに関して質問紙調査から学生の回答を調べた.実験結果として示された表の解釈から「算数」で学習する「反比例」との関係を指摘できるかに着目して検討した結果,「反比例」の用語を記述した回答は約半数であった.また,ここには学生の専門性や,自身の「理科」の学習の記憶に大きくは依存していない傾向にあることがわかった.数学教育の立場からは,例えば「初等算数科教育法」等において,「理科」の内容と関連付けた授業について検討することが必要であると考えられる.</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会年会論文集
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日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 101-102, 2023
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580372660956672
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- ISSN
- 24332925
- 09134476
- 21863628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可