高等学校普通科における探究の過程の実施状況に関する予備的調査からの考察
書誌事項
- タイトル別名
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- -米国における先行研究との比較を通して-
抄録
<p>探究的に科学を学ぶことが近年重視されている.一方で,特に高等学校の理科授業では,探究の実施が進まない課題があり,先行研究では,探究活動の導入における課題に関する調査も報告されている.また,探究の過程は,いくつかのフェーズから構成されるが,理科授業において,それぞれのフェーズの実施頻度が異なることが報告されている.本研究は,日本の高等学校普通科の理科授業内に,探究活動を導入する上での課題が何であるかを明らかにすること,そして,探究のフェーズ毎の実施頻度の違いを明らかにすることを目的としている.本研究報告では,大規模調査の実施前に,日本で行った予備的調査の結果を米国の先行研究と比較し,両者の共通点や相違点を調べた.その結果,探究活動導入の課題については,日米で類似の傾向だったが,学校長からの支援についての意識等,相違点も見られた.また,探究のフェーズ毎の実施頻度も,日米で異なった.</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会年会論文集
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日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 255-256, 2023
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580372660982016
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- ISSN
- 24332925
- 09134476
- 21863628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可