臨床推論
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- 徳田 安春
- 筑波大学水戸地域医療教育センター・水戸協同病院
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説明
臨床推論は仮説演繹法で行われる。 患者情報が収集蓄積されるにつれて診断仮説か改訂されていく。 情報を時系列的に収集するにつれて変化するダイナミックなプロセスである。 改訂を終えた診断が最終診断となる。臨床医の推論の現実を説明する理論のなかで最も有力なのが「2 重プロセス理論」である。 直感的推論プロセス(System 1 )と分析的推論プロセス(System 2)を使い分けて推論を行っている。 この総説では,直感的および分析的推論プロセスのメカニズムと主要なリソース,その利点と欠占診断工ラーを最小限にする方法について述べる。
収録刊行物
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- 日本病院総合診療医学会雑誌
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日本病院総合診療医学会雑誌 3 (2), 22-27, 2012-12-31
一般社団法人 日本病院総合診療医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580394707768320
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- ISSN
- 27587878
- 21858136
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可