「主体性・多様性・協働性」を重視する多面的評価による入学者の卒後追跡調査

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  • 「 シュタイセイ ・ タヨウセイ ・ キョウドウセイ 」 オ ジュウシ スル タメンテキ ヒョウカ ニ ヨル ニュウガクシャ ノ ソツ ゴ ツイセキ チョウサ

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説明

<p>高知大学医学部医学科AO入試は「主体性・多様性・協働性」に関する評価を行っている。AO入試入学者の「主体性・多様性・協働性」に関する特徴を検証すべく,卒後臨床研修時の研修医に対する指導医評価(Standard EPOC)とコメディカルによる評価を,AO入試入学者とその他の選抜による入学者間で比較した。結果,指導医評価(Standard EPOC)平均スコアは両群間で有意な差は認められなかったが,コメディカルによる評価では態度に関する3項目(「患者・家族に対して」「コメディカルに対して」「協調性」)において,AO入試入学者がその他の選抜による入学者より優れる結果となった。以前の調査結果も踏まえ,AO入試入学者はその他の選抜による入学者に比較して,特にチーム医療など対人関係の能力に優れる可能性が示唆された。</p>

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