曖昧さへの態度と⼼理的な問題解決の関連 ーレジリエンス及びコーピング⽅略に着⽬して

書誌事項

タイトル別名
  • The Relationship between Tolerance of Ambiguity and Psychological Problem-Solving : Focusing on Resilience and Coping Strategy

抄録

本研究の⽬的は,曖昧さへの態度が⼼理的危機の問題解決を下⽀えするレジリエンスと⽇常的ストレス状況における問題解決傾向を⽰すコーピング⽅略に対しどのように関わっているのかを探索的に検討することを通して,⼼理的問題解決の⽰唆を得ることである。そのため,⼤学⽣を対象に,曖昧さへの態度とレジリエンスとコーピング⽅略の度合いを問う無記名⾃記式質問紙調査をWeb 上で実施した。2⼤学152 名の有効回答を得て統計的に分析した。その結果から,⼼理的問題解決場⾯に際しては,曖昧さに対して不快であれ好奇⼼であれ,モチベーションをもって積極的に変化に取り組むのであれば,むしろ問題の解決へのこだわりを⼿放せる可能性があることが⽰唆された。

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