書誌事項
- タイトル別名
-
- A Case of Idiopathic Tracheal Stenosis Treated with Tracheal Ring Resection
抄録
<p>声門下狭窄症の発生機序には不明な点が多く,感染症,外傷や気管内挿管の後遺症として発症する他に,原因を特定できない特発性の症例もみられる。また,根治治療に難渋し長期間の治療を要することが少なくない。今回われわれは,IgG4関連疾患が疑われた声門下狭窄症に対して輪状軟骨切除,第1気管輪輪状切除,輪状軟骨と気管の端々吻合,および気管輪状軟骨皮膚瘻形成術を行い,良好な経過が得られた1例を経験した。声門下狭窄症の治療に際しては,適切に狭窄の病態を診断し,種々の手術法から適切な術式を選択することが重要となる。</p>
収録刊行物
-
- 日本気管食道科学会会報
-
日本気管食道科学会会報 75 (1), 14-20, 2024-02-10
特定非営利活動法人 日本気管食道科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390580605025152640
-
- ISSN
- 18806848
- 00290645
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可