臨床動作法はどのように来談継続の動機付けを高めたのか:
書誌事項
- タイトル別名
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- How Clinical Dohsa-hou motivates students to continue accessing university counseling services:
- Based on interviews with student-athletes
- アスリート学生のインタビューから
抄録
<p>近年,アスリートのメンタルヘルスが懸念されるようになったが,アスリート学生の学生相談室の利用は非常に少ない。この研究は,アスリート学生の語りから学生相談室に対する認識と来談継続の動機付けに関わる発言を抽出し,相談室利用にどのような壁が実際にあるのか,そして臨床動作法(以下動作法)を体験することで継続利用の動機付けがどのように高められたのかを探索することを目的とした。動作法中心の心理的援助を継続して受けた7人のアスリート学生に半構造化面接を実施した。結果は,先行研究と同様に「病みきっていく」という相談室への否定的なイメージなど,来談を妨げるいくつかの障壁があることを示した。そして,動作法に取り組むことで,ケガからの回復や競技力向上につながると実感したことが継続の強い動機付けとなっていたことがわかった。また,動作法は,ネガティブなイメージの相談室をそこに行くと「楽になる」「落ち着く」など快適な場所に変えたようだ。</p>
収録刊行物
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- 臨床動作学研究
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臨床動作学研究 28 (0), 35-43, 2023-06-27
日本臨床動作学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580615847100416
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- ISSN
- 27589099
- 13469304
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可