ネットワークカメラによる人流データを活用した建物間の OD 交通量更新手法の構築

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Developing updating method of origin-destination matrix at building level utilizing pedestrian flow data by network cameras

抄録

<p>近年では、携帯電話の GPS データや基地局データに加え、画像認識技術の向上により画像から人を検出し、人流を把握することが可能となっている。一方で全国道路・街路交通情勢調査の調査頻度は 5 年に 1 度であり、OD 交通量が次の調査まで更新されない。そのため、上記のような人流データを活用し OD 交通量を逆推定する手法などが実践されている。そこで、本研究は学内で過去に Web アンケート調査を実施した際の OD 交通量を、学内に設置したカメラから人を検出し、集計した人流データを用いて OD 交通量を現在の OD 交通量へと更新する手法を提案する。なお、道路上にカメラを設置しているため、あらゆる方向に人々が移動する。そのため、方向を考慮して人流データを集計することで、高精度に OD 交通量を更新することを実現した。</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 10 (1), A_250-A_258, 2024-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390580626907986048
  • DOI
    10.14954/jste.10.1_a_250
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ