卒前・卒後における臨床検査技師教育の在り方
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- 佐藤 研吾
- 鳥取大学医学部保健学科病態検査学講座
抄録
<p>臨床検査技師を目指す学生の卒前教育と, 臨床検査技師国家資格取得後の卒後教育は臨床検査技師の質向上の点で重要である。卒前教育では, 目標や将来ビジョンを明確にすることで学生のモチベーションアップを促し, より早期から医療従事者としての興味や自覚を持たせる教育が必要である。卒後教育では, 早い段階で調べる癖を付け, 発表の機会を与え, 研修会参加や資格取得を促すことでやりがいを見つける手助けをすることが重要である。今後の教育として卒前教育が新カリキュラムへ移行したことに伴い, 臨床検査技師養成校及び臨地実習受け入れ施設両方が教育に関心を向けることが重要であり, 教育のできる臨床検査技師の育成が望まれる。</p>
収録刊行物
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- 臨床神経生理学
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臨床神経生理学 52 (1), 73-76, 2024-02-01
一般社団法人 日本臨床神経生理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580682411067904
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- ISSN
- 2188031X
- 13457101
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可