Abstract
アメリカのオレゴン州,ポートランドに全米遺児・遺族をサポートする,ダギーセンターがあるがある。本論文はそのセンターでの研修報告である。大切な人を亡くした幼児から青年までの子どもたちが通い,分かち合いやプレイ,創造的な活動を通して,悲しみに適応していくことを促進する,年間650人前後の人たちが利用している。その支援の核心は「安全な居場所でのサポート」にある。本論文では,筆者の研修経験を掘り下げながら,「安全な居場所」をどう提供するのか,「安全な居場所」となるための要件は何か, という問いを解明しようとした。
Journal
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- 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室紀要
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心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室紀要 11 33-41, 2013-02-28
岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390580682412500224
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- DOI
- 10.18926/66613
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- ISSN
- 21855129
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB