画像誘導放射線治療の位置精度評価のためのファントムと解析プログラムの開発

  • 林 宏祐
    広島がん高精度放射線治療センター
  • 三浦 英治
    広島がん高精度放射線治療センター 広島大学大学院医系科学研究科放射線腫瘍学
  • 小澤 修一
    広島がん高精度放射線治療センター 広島大学大学院医系科学研究科放射線腫瘍学
  • 羽原 幸作
    広島赤十字・原爆病院放射線科部中央放射線科
  • 川久保 淳
    広島市立広島市民病院放射線技術部
  • 中尾 稔
    広島がん高精度放射線治療センター 広島大学大学院医系科学研究科放射線腫瘍学
  • 奥村 拓朗
    広島大学病院診療支援部放射線治療部門
  • 國本 陽英
    県立広島病院放射線治療科
  • 山田 聖
    広島がん高精度放射線治療センター
  • 野崎 浩茂
    広島赤十字・原爆病院放射線科部中央放射線科
  • 永田 靖
    広島がん高精度放射線治療センター 広島大学大学院医系科学研究科放射線腫瘍学

書誌事項

タイトル別名
  • Development of a Phantom and Analysis Program for Assessment of Positional Accuracy of Image-guided Radiation Therapy
  • ガゾウ ユウドウ ホウシャセン チリョウ ノ イチ セイド ヒョウカ ノ タメ ノ ファントム ト カイセキ プログラム ノ カイハツ

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抄録

<p>【目的】IGRTの位置精度評価のためのファントム,解析プログラムを作成し,複数施設で本評価方法の解析精度検証と実用性を実証した.【方法】自作ファントムを使用してend to end試験を行い,画像照合後を基準としてマイクロメータで任意量変位後のEPID画像を取得した.自作の解析プログラムと市販ソフトウェアを使用して,標的と照射野の中心位置の差を算出した.3施設で,本IGRT位置精度評価方法の検証を行った.【結果】EPID画像か算出した標的の移動量とマイクロメータで変位させた任意量の差は最大で自作の解析プログラムが0.24 mm,市販ソフトウェアが0.30 mmであった.3施設で取得したEPID画像の標的と照射野の中心位置の差は最大で0.97 mmであった.【結語】自作したファントム,解析プログラムを用いた本評価方法はIGRTの位置精度を評価することが可能である.</p>

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