介護福祉士養成における実務者研修(通信課程)の実態調査

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タイトル別名
  • A Study of Correspondence Courses for Care worker Practical Training

抄録

<p>本研究では2016年度から介護福祉士国家試験の要件として義務付けられた「実務者研修」に着目し、実務者研修の課題を明確化するための第1歩として、ホームページ検索を用いて、教育主体・スクーリング日数・使用テキストの種類・カリキュラム提示の有無を中心に現状を調査したものである。<br>結果、実務者研修は介護福祉士の実務経験ルートに義務付けされた研修であるため、一定の需要が認められることから、指定養成校の数は増加していた。ホームページ検索では、受講希望者にとって得たい情報と考えられるスクーリング日数が優先的に開示され、優先度が低いと考えられる使用テキスト「不明」77.6%、カリキュラム内容「不明」94.5%という実態があった。つまり、受講生集客が優先され、養成施設側がテキストの選択基準や何を学ぶのかというカリキュラムについて、重要視していない可能性が示唆された。よって実務者研修の研修効果をはかる調査が急務であると考える。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390580781981630720
  • DOI
    10.24759/vetrdi.7.2_67
  • ISSN
    24341223
    24326240
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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