新幹線大規模改修に向けたGISプラットフォーム(MIM)の開発と3Dモデル詳細度の検討

DOI
  • 大島 竜二
    東日本旅客鉄道株式会社 研究開発センター
  • 向井 鷹則
    東日本旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部 設備部門
  • 栗林 健一
    東日本旅客鉄道株式会社 研究開発センター
  • 今井 勉
    東日本旅客鉄道株式会社 研究開発センター

抄録

<p> 東日本旅客鉄道株式会社(以下,JR東日本とする)では2031年度より東北新幹線(東京~盛岡間),および上越新幹線(大宮~新潟間)の土木構造物を対象に大規模改修を計画している.本プロジェクトは10年間の工期で延長約780kmを対象としており,その工事は非常に大規模かつ広域にわたるため,プロジェクト全体の計画・進捗管理は極めて重要である.そのため,JR東日本では新幹線大規模改修における工事計画策定やプロジェクト管理業務に対する生産性向上のため,GISを活用した情報共通基盤である「MIM;Maintenace Informaition Modeling プラットフォーム」(以下,MIMとする)の開発を進めてきた.</p><p> 本稿では,開発したMIMプロトタイプの概要,および,MIMプラットフォーム内で用いる3Dモデルの詳細度について検討した内容を報告する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390580793825563136
  • DOI
    10.11532/jsceimf.1.1_10
  • ISSN
    27590240
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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